日本のお祭りは神々を敬う儀式として形成されました。仏教が日本に渡来した際に神道と結合し、儀式が包含されました。そのため、ほとんどの日本の祝祭日が神社仏閣と関係しており、地方の小さいお寺にも独自のお祭りがあります。また、地方自治体やその他団体によって支援されているお祭りもあります。そんなお祭りの一番いい点は、なんと言っても、祝うのに家族が集い共に時間が過ごせることですよね!
数多くあるお祭りの中で選ぶのは難しいですが、筆者が選ぶ日本伝統のお祭りをいくつかご紹介しましょう!
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長崎ランタンフェルティバル(長崎)
長崎ランタンフェスティバルは、日本最大のランタン祭りで、長崎市で毎年開催されます。15日間で1万5000個以上のカラフルなランタンとライトが街中を飾り、中国の春節を祝います。2020年度は1月25日から2月8日まで開催されますが、毎年の開催日は旧暦によって決まります。ちなみに、開催期間が最も長い日本の行事の一つだそうです!横浜と神戸に並び、日本最大の中華街がある長崎ですが、この行事はその中華街に住む中国の人々によって始められ、1994年に正式な年中行事として位置付けられました。
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さっぽろ雪まつり(札幌)
日本最北の島である北海道は、特に冬の積雪量の多さで知られていますよね。そこで札幌にて、その雪を使って優れた作品を造ろうということになったというわけです!1950年、地元の高校生が造った6作品と共に始まったさっぽろ雪まつりは、今や世界最大級の雪と氷のイベントにまで成長し、毎年200万人以上が訪れ、雪の彫刻の世界大会まで開催するようになりました。
雪の彫刻以外にも、おいしい食事やアイスバーなど様々な娯楽が楽しめますが、その中でも筆者のイチ押しは、雪合戦とそり滑りです!(笑)夜には雪と彫刻がライトアップされ、輝きと幻想的な雰囲気に包まれますよ。
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神田祭(東京)
日本の首都である東京には、最も有名な寺や神社がいくつか存在すると同時に、主要なお祭りもいくつか行われています。その中でも、神田祭は、東京の主要なお祭りの一つで、「東京三大祭」の一つでもあります。このお祭りは、東京で最も古くパワフルな神社として知られる神田明神で開催されます。
徳川家康が京都から江戸(東京)へ遷都した後、神田は東京の中枢地となりました。関ケ原の戦いでの徳川の勝利を祝うための催しとして始まったと考えられており、以降幕府の繁栄を祈念する行事として継続されました。現在では、地域住民の恩恵と成功を祈るための行事となっています。